「○○する。その後△△する。」という効果のように、一つの効果の一連の処理の中であっても、テキストの条件を満たしているのであれば他のカードの効果を『その後△△する。』の直前に割り込ませる事ができるのはルールエキスパートでなくても常識ロト。

例としては、公式Q&AにもあるMジュカインEX凍てついた街の組み合わせロト。

MジュカインEXのワザ「ジャギドセイバー」は、ダメージを与えた後に、『自分の手札から草エネルギーを2枚まで選び、ベンチポケモンに好きなようにつけてよい。その後、つけたポケモンのHPをすべて回復する。』効果を持つロト。

スタジアム「凍てついた街」は、手札からエネルギーをつけるたびに、そのポケモンにダメカンを乗せる効果をもっているロト。

つまり、「ジャギドセイバー」の効果処理『その後』の前に、「凍てついた街」の効果を割り込ませることで、ダメカンを乗せたあとでHPを回復させることができるんだロト。



そして、『○○する。その後~』の前に効果処理及び効果の適用が始まることを証明する例は他にもあるロト。

そのひとつがブーピッグスイクンの組み合わせロト。

ブーピッグのワザ「ヘッドウォーキング」は、『相手のトラッシュからたねポケモンを1枚選び、相手のベンチに出す。その後、そのポケモンにダメカンを3個のせる。』という効果ロト。

スイクンの特性「かぜのまもり」は、『このポケモンがバトル場にいるかぎり、自分のポケモン全員は、相手のポケモンが使うワザの効果を受けない。(すでに受けている効果はなくならない。)』という効果ロト。

つまり、「ヘッドウォーキング」でベンチに出したポケモンは、その時点でスイクンの特性の影響下におかれるため、『その後~』のダメカンをのせる効果を受けなくなるんだロト。



もうひとつ例をあげるロト。ヨノワールセレビィの組み合わせロト。

ヨノワールの特性「やみのしょうたいじょう」は、『相手の手札を見て、その中にあるたねポケモンを1枚、相手のベンチに出す。その後、そのポケモンにダメカンを3個のせる。』という効果ロト。

そして、セレビィは古代能力「θストップ」を持っていて、これは『相手のポケモンからの特性の効果を受けない。』という能力ロト。ただし、この古代能力が適用されるのは、このセレビィが場に出ている時のみロト。

つまり、「やみのしょうたいじょう」によって手札にあるセレビィをベンチに出すことはできるけれど、その時点で「θストップ」が適用されはじめ、『その後~』に続くダメカンをのせる効果は受けないってことなんだロト。

これらは、それぞれ特定のカードがどの時点から効果が適用されはじめ、どの時点から他のカードの効果の影響を受け始めるのかがよく分かる例ロト。



このことから考えるに、

自分のベンチにポケモンが5匹いる状態で、自分がヨノワールの特性「やみのしょうたいじょう」を使い、相手の手札からウソッキー(特性「みちをふさぐ」)を選びベンチに出しました。この時ヨノワールの特性でダメカンを乗せるのと、ウソッキーの特性で自分のベンチポケモンの数を減らすのとでは、どちらを先に行いますか?

という昨日の問題は、

ウソッキーがベンチに出た時点でその特性が働きはじめ、自分のベンチのポケモンを4匹になるようトラッシュし『その後』そのウソッキーにダメカンをのせる。

この処理が正しいように思えるロト!!



ボクは何か間違ってるかロト~!?

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